【NFT購入レビュー】初心者が購入した手順を公開│かかった手数料も解説

こんにちは、かつらです。
いま話題のNFTという言葉を聞いたことがありますか?
NFTについてはこちらの記事でも解説していますので、併せてご覧ください。

今回の記事では、こんな疑問を解決したいと思います。
- NFTに興味があるけど、買い方がわからない
- 手数料がどれくらいかかるか知りたい
私が購入したときのレビュー、実際にかかった手数料を紹介します。
結論から言うと、NFTの購入は、思っていたより簡単でした。
ネット銀行やネット証券を開設したことがある方は、特に買いやすいと思います。
ただし、私は手続きを2回に分けた場面があり、手数料が高くなってしまいました。なるべく一度に手続きを済ませてしまった方がよいでしょう。
実際に購入した流れはこちらです。
MetaMask
bitbank、bitFlyerなど
ETH、Polygon
作品保管庫
かかった手数料は、14,710円。スタートは30,000円にしたので、半分は手数料で無くなったことになります。
スタート | ETH購入 | ETH→Polygon | NFT購入 | |
円 | 30,000円 | 832円 | 832円 | 832円 |
ETH | – | 29,168円 | 8,508円 | 8,508円 |
Polygon | – | – | 5,950円 | 4,719円 |
しろくましろくま | – | – | – | 1,231円 |
手数料 | – | – | 14,710円 | 14,710円 |
ただ、これは途中で手続きを2回に分けたのが原因でした。1回で済ませれば、半分の7,355円だったはずです。
この記事を読むとわかること
- NFT購入の流れ
- どこに手数料がかかるか
注意点が多いので、一つ一つの操作を慎重に行なってください。

ぜひ最後までご覧ください!
NFTとは改ざんできないデータ

NFTとは「Non Fungible Token」(非代替性トークン)の略称です。ざっくり言うと、改ざんできないデータを指します。
暗号資産で用いられる「ブロックチェーン」という技術によりオリジナルであることが証明できるのです。
ブロックチェーンとは、今までどんな取引がされてきたかを記録する技術のことです。これをみんなで共有することによって、個人で改ざんすることはできなくなっています。
正確に言うと、すべて記録しているので誰かが改ざんしてもすぐに分かる状態になっているんですね。しかも共有されているから誰でも見つけられます。
ブロックチェーン技術により、作品に情報を書き込むことが可能になりました。
これを利用すると、その作品がオリジナルであることが証明できることになります。それがNFTです。

最新技術の結晶じゃっど〜
いままでデジタルアート作品は、コピーが容易であることから、なかなか価値を認めてもらうことが難しかったのです。
しかし、NFTの登場によって、オリジナルであることが証明できるようになりました。NFTがこれだけ注目を浴びているのは、ブロックチェーンによる技術革新が大きいですね。
こちらの記事では、私が購入したNFTと、クリエイターさんについて詳しく解説しています。
→https://katsuramath.com/white-bear/
初心者がNFT購入に挑戦してみた
NFT業界は参入障壁が高いと言われています。その理由の一つは、NFTが暗号資産でやりとりされているからでしょう。
実際のところはどうなのでしょうか。
ここからは、私が実際に踏んだ手順を公開します。これから購入を考えている方にとって、参考になると思います。
購入手順は全部で4STEP。
MetaMask
bitbank、bitFlyerなど
ETH、Polygon
作品保管庫
STEP1.まずは銀行口座(MetaMask)
暗号資産はお金と同じですので、まずは銀行口座(MetaMask)を開設しましょう。
見たことがある人、いるかもしれません。3Dのキツネです。

これはどの業界でも起こっていることです。
「振り込め詐欺に御用心!」という言葉はよく聞かれるようになりました。
騙す側は、パスワードを手に入れれば勝ちなので、それを狙った擬似サイトが横行しているそうです。
そっくりなサイトを作る技術をまともな方向に使ってほしいものです。
STEP2.証券口座を開設します(bitbank、bitFlyer、コインチェックなど)
銀行口座(MetaMask)が開設できたら、次は証券口座を開設します。代表的なのは次の3つです。
- bitbank(https://bitbank.cc/)
- bitFlyer(https://bitflyer.com/ja-jp/)
- Coincheck(https://coincheck.com/ja/)
私はbitbankで開設しました。
なぜ証券口座に例えているかと言うと、暗号資産の買い方が株と同じ(指値、成行、逆指値)だからです。
証券口座(bitbank)では、通貨のETH(イーサリアム)を買い、銀行口座(MetaMask)に送金します。
このとき、口座の振込先アドレスを間違えると、ふつうにお金が消滅します。
ここでは、少額でテストすることをおすすめします。
手数料は発生しますが、お金が消滅するよりは痛手が少ないですからね。
STEP3.通貨はETH(イーサリアム)だが2種類ある
これで通貨が手に入ったのですが、実はETH(イーサリアム)には2つの種類が存在します。
- ETH→取引手数料が高い
- Polygon→移管の手数料が高い
ETHは大手の通貨で、取引量が多い上に、NFTの作品がたくさん公開されています。ただし、取引手数料が高いです。
どれくらい高いかというと、1回につき、1〜3万円が当たり前のようにかかります。
それだけで財産が無くなりますね。
Polygon(ポリゴン)はマイナーだけど、取引手数料が安い通貨です。100円もかからないので良心的です。
しかし、世の中そんなにうまい話はなくて、ETHからPolygonへの移管の手数料が普通に高かったです。
5,000円以上はかかるので、移管は一度にやってしまうことをおすすめします。

Polygonをお金に戻したい時の注意点です。
Polygonを証券口座(bitbankなど)へ送金すると、ふつうにお金が消滅します。
つまり、Polygonを円に移管することはできません。
そんなわけで、一回ETHに戻す必要があります。
アメリカの口座に日本円を送られても困るように、Polygonはマイナーな貨幣なので仕方がないようです。

また手数料がかかっから注意してね〜
STEP4.OpenSeaで作品を購入
ここまで来れば、あとは買うだけです。長い道のりでしたね。
購入はOpenSeaというサイトで行います。ここは自分の購入したNFTを管理したり、作品を売り出したりできるところです。
OpenSea(https://opensea.io/)
今まで多くのワナがあったので、もしかしたら買うのが怖くなっているかもしれませんね。
実際、ここでもみなさんのパスワードを狙っている人がいるようです。
購入先は細心の注意を払った方がよいでしょう。
Twitterで実際に活動している人から選ぶと安全と言われています。買う前にその人のプロフィールから、Twitterをチェックしましょう。
OpenSeaではNFTを送ることができて、プレゼントに利用されています。
しかし、これ実は、受け取る側は選択権がないのです。知らない人から作品が送られてくるんですよ…。
自分の持ち物に知らない作品が追加されるので、問題になっています。
今は、送られてきたものが「hidden」という場所に保存されるようになり、他の人からは見えないようになりました。
さらに、これ簡単に消せないんです。
消すためには運営に連絡する必要があり、そこで手数料がかかります。つまり、消すのは有料です。
私は、知らない作品が置いてあると気持ち悪く思うのですが、現状ではhiddenを見ないようにして対策しています。
手数料は結局いくら?│30,000円の行方を追ってみた
実際にスタートの30,000円から、現在のPolygonまでに手数料がいくらかかったのかを計算します。
結論から言うとこちらです。
スタート | ETH購入 | ETH→Polygon | NFT購入 | |
円 | 30,000円 | 832円 | 832円 | 832円 |
ETH | – | 29,168円 | 8,508円 | 8,508円 |
Polygon | – | – | 5,950円 | 4,719円 |
しろくましろくま | – | – | – | 1,231円 |
手数料 | – | – | 14,710円 | 14,710円 |
ETH→Polygonで手続きを2回に分けたので高くなってしまいました。1回で済ませれば、半分の7,355円だったはずです。
ETHやPolygonでやりとりをしていると、金銭感覚がおかしくなることがあります。
1ETHは440,000円ほど(高っ!)です。
実際にやりとりするときは、0.01ETHとか0.005ETHなどの小数を使うので、少なく見えるんですよ。
私もNFTを選んでいるときは、日本円でいくらなのかはまったく気にしないで買っていました。
これは、100万円のクルマを買うと決めたら、3万円のオプションが安く感じる現象に似てますね。
NFTの場合は小数が出てくるので、クルマの例とは逆の意味で金銭感覚がなくなってしまいます。注意してください。
スタート│30,000円
それでは、詳しく流れを追っていきましょう。
とりあえず、30,000円の入金からはじめました。
先に示した結果を見ると、10,000円くらいのスタートでは、手数料だけで資金が無くなりますからね…。
まずは、bitbank(証券口座)でETHを購入します。指値、成行、逆指値の買い方がありますが、今回は成行にしました。
何回かに分けて購入し、手持ちが832円になりました。
つまり、29,168円をETHに変換したことになります。
スタート | ETH購入 | |
円 | 30,000円 | 832円 |
ETH | – | 29,168円 |
それでは、これが手数料でどれくらい削られていくのか確認していきましょう。
出金│手数料14,710円・買い物1,231円
手数料がかかるポイントは次の2点でした。
- bitbank(証券口座)→MetaMask(銀行口座)への移動
- ETH(ドル)→Polygon(円)への移管
今回はこれらを2回ずつ行いました。一度にできればよかったのですが、尻込みして、全額移動をしなかったのです。
詳しい途中経過を残していなかったので、最後に残った金額から計算すると、
この手数料は14,710円ということになります。1回あたり7,355円ですね。
スタート | ETH購入 | ETH→Polygon | |
円 | 30,000円 | 832円 | 832円 |
ETH | – | 29,168円 | 8,508円 |
Polygon | – | – | 5,950円 |
手数料 | – | – | 14,710円 |
ETHのまま購入すると、1回につき1〜3万円の手数料がかかるそうなので、それよりは安いですかね。
ここまで来れば、もう手数料はほぼかかりません。
正確に言うと、Polygonの取引手数料を払うために出費をしています。これは金額が少ないので計算から省きます。
その後に、しろくましろくまを購入しました。価格は1,231円です。
ゴール│残り14,059円
最終的に、手元に残った金額はこちらです。
- bitbank:832円
- ETH:8,508円
- Polygon:4,719円
結論│手数料で資金の半分を失う
今までの流れをまとめるとこうなります。
スタート | ETH購入 | ETH→Polygon | NFT購入 | |
円 | 30,000円 | 832円 | 832円 | 832円 |
ETH | – | 29,168円 | 8,508円 | 8,508円 |
Polygon | – | – | 5,950円 | 4,719円 |
しろくましろくま | – | – | – | 1,231円 |
手数料 | – | – | 14,710円 | 14,710円 |
結果だけ見ると、30,000円からスタートして、残ったお金が14,059円。
もっと言うと、自由に使えるPolygonは4,719円(しろくましろくまを入れると5,950円)になったということになります。
結構減ってしまったのは、私が途中で尻込みして、手続きを2回に分けてしまったことが原因です。
NFT購入の最大の敵は手数料です。もしこれから始められる方は、これを最小にすることでお金を手元に残しやすくなるでしょう。
なんでこんなに手数料がかかるの?
結論から言うと、NFTのやりとりに膨大な通信量が必要なためです。
NFTを支えるブロックチェーン技術は通信量が膨大です。デジタルの作品にさらにデータを書き込み、それを常に共有しているので、通常よりも通信量が増えるわけですね。
それに加えて、利用者が増えすぎたために、データの処理が追いつかず、処理速度が低下する問題も発生していたようです。
これらの問題は、計画的なアップデートにより、現在対応しています。将来的には解決されるでしょう!
このアップデートが完了すれば、ETHの価値は一気に高まることが予想されます。
ますます、早いうちに持っていた方がよいですね。
以上で、私が実際にNFTを購入した流れの説明を終わります。
注意点が多かったですが、証券口座の開設に挑戦したときと同じくらいの手間でした。
思っていたよりは簡単でしたね。

一つ一つ慎重にやれば大丈夫です!
シャックさんのブログを参考にさせていただきました
今回、NFTを購入するにあたり、シャックさん(@G_SHACK922)のブログ記事を大いに参考にさせていただきました。
→https://g-shack-room.games/nft_how_to_buy/
私はこの記事の通りに進めて、NFT購入まで辿り着けました。
これから購入してみたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
シャックさんはTwitterで、NFTの情報を発信していらっしゃいます。NFTクリエイターでもあり、「SharkRider」という作品を生み出しておられます。

私もサメに乗せていただきました!
ブログもNFTに特化しており、熱意のある記事がたくさんあります。
熱意が評価されてブログコンテストで入賞もなさっておられます!
イケハヤさん@IHayato 主催の#CryptoNinja のブログコンテストで優秀賞を頂きました!!
— シャック🦈NFT@shark-man.eth (@G_SHACK922) December 25, 2021
本気で取り組んだ結果なので本当に嬉しいです😭✨
まだまだ勉強することがたくさんありますがブロガーとして食べていけるように修行を積んでいきます!!
賞品は岩爺のクリスマスソングver.です🎅🎄ヤッター pic.twitter.com/uHGy29epPu
シャックさんについては、こちらの記事でさらに詳しく紹介しています。
→https://katsuramath.com/100articles/
まとめ:NFT購入は手数料との戦い
今回は、NFTの購入レビューをお届けしました。
参入障壁が高いと言われていて、かなり警戒していましたが、思っていたよりは簡単にできました。
特に、ネット銀行、ネット証券を開設した経験がある方は、参入しやすいと思います。
私が実際に購入した流れは次の通りです。
MetaMask
bitbank、bitFlyerなど
ETH、Polygon
作品保管庫
手数料はこうなりました。
スタート | ETH購入 | ETH→Polygon | NFT購入 | |
円 | 30,000円 | 832円 | 832円 | 832円 |
ETH | – | 29,168円 | 8,508円 | 8,508円 |
Polygon | – | – | 5,950円 | 4,719円 |
しろくましろくま | – | – | – | 1,231円 |
手数料 | – | – | 14,710円 | 14,710円 |
NFTの購入は、シャックさん(@G_SHACK922)のブログ記事を参考にさせていただきました。
これから購入をしてみたい方は、参考になるのでぜひご覧ください!
→https://g-shack-room.games/nft_how_to_buy/
シャックさんのわかりやすい解説
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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